熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します
●「きゃりーの意外な願い事。つんくがボケ連発」【スッキリ】
50組超のアーティストが出演し、12時間生放送された『THE MUSIC DAY』。七夕前日ということもあって、舞台裏で阿部祐二リポーターがアーティストたちに願い事を尋ねていた。きゃりーぱみゅぱみゅは、「最終的に幸せになりたい。結婚とかもしたいとは思いますけど、まだ先」と意外にフツーのコメント。熱愛報道が多いのはこんな乙女心か。
続いてTOKIOは「リーダーがいつまでも元気でいられますように」と定番ボケ。これ以外のネタはほとんど言わないのもスゴイ。THE ALFEEが「めざせ百年(結成)」、シャ乱Qが「今日はギョーザが食べたい」とベテラン勢が立て続けにボケる。ただ、つんくが「テリーさんは矢口のコメントがマイルドになって良かった」と旬の話題を加えたのはお見事。
番組の感想を聞かれた女医の友利新は、「いろんな思い出がフラッシュバックして。『シングルベッド』とか、『TRUE LOVE』とか甘酸っぱい……」とウットリ。加藤浩次が「それ、別の企画設けましょう」と締めくくった。
●「剛力彩芽が生ライブ。テリーに『玉子焼きが得意』と豪語」【スッキリ】
翌々日に歌手デビューする剛力が生出演。まずは11歳のころに姉と組んでいたダンスユニット『ごうりき』の秘蔵映像を公開。デビュー曲を披露する前に「いかにダンスがうまいか」をアピールした。さらに、「ダンスは5歳からやっていたし、カラオケも大好きだったのでアーティストに興味がありました」「憧れはAIさん。歌詞にメッセージ性があるので、いつかああいう歌も」と話すなど初々しい姿を見せる。
ただ、最も剛力らしさが見られたのは、実家が玉子焼き屋のテリー伊藤を前にして、「料理が好き。玉子焼きが得意」と話したシーン。この大胆不敵さがあれば、ネット上の大バッシングも乗り切りれそうだ。
●「雲隠れ1カ月、ついに矢口真里が撮られた!」【ミヤネ】
「ホテル暮らし説」や「海外雲隠れ説」が流れる中、週刊誌が矢口をキャッチ。6月下旬に、1人暮らしをはじめた部屋の近くで目撃されたのだ。帽子とマスクで顔を隠し、ヒールの高いサンダルで、筋肉質の生足、両手には大量の荷物を持っていたという。さらに、母親が毎日食べ物などを持って矢口の部屋に通う姿も目撃されている。
しかし、ここに来て週刊誌3誌が同時に報道したのは偶然なのか。それとも復帰をにらんでの情報コントロールなのか。宮根は「モー娘時代から矢口さんには楽しませてもらったわけだし、『ごめんなさい』と言って復帰することが芸能界のためになる」とエールを送った。ただ、復帰番組は『アッコにおまかせ』の和田アキ子と、お互いに「そちらで!」と譲り合っている。確かにMCとしては扱いづらい。
●「『医者の仕事に集中しとけ』JOYが西川史子に大激怒!」【ミヤネ】
先週発覚した菜々緒との交際報道を「ただの話題作り。生き残ろうと必死なんだなとしか思えない」と、西川にバッサリ斬られたJOY。温厚な性格で知られるが、今回は相当キレたのか、ツイッターで「いつも人に上から目線の女医さんがテレビで何か言っていたらしいが、あの方は人のことを偉そうに語る前に医者の仕事に集中しとけよと思う」とブチまけた。その後このツイートは削除されたが、「大人げない発言申し訳ない。削除したが譲れない思いだってある」と書き込むなど怒りは収まっていない様子。
爆笑問題・太田光から「意地悪ばあさん」とも言われるなど、最近の西川は毒舌がヒートアップしている。宮根は「カメラ回ってなかったらめちゃイイ人なんですけど。テレビでそれを言ったら小声で『営業妨害やめてください』と言われた」と笑い飛ばした。
●「さとう珠緒が同棲報道。相手は1歳年下芸人」【ミヤネ】
2003年に高見盛との熱愛デート報道があって以来、恋の噂がなく40歳になったさとう。今回の相手は、お笑いコンビ・エネルギーの森一弥で、2人の仲をお膳立てしたのは南原清隆らしい。しかし、さとうは「特別な関係ではない」、森も「同棲もお付き合いもしていない」とそろって否定。しかも、今や“ぶりっ子キャラ”すらないさとうに、マスコミはそれ以上追いかけようとせず……。2人とも特に宣伝するものはないし、何とも盛り上がらない。
●「鈴木奈々、富士山で誕生日プロポーズを受ける」【ミヤネ】
誕生日の7月9日までに「彼が結論を下す」と宣言していた鈴木。そして迎えた当日、ブログで「皆さんに報告があります。誕生日旅行で彼氏からプロポーズされました。ずっとずっと願ってた夢が叶いました。婚約指輪もくれました」と発表した。相手は交際歴4年半のサイオくん。中学の同級生で茨城県在住、182cmの長身で、工場のチームリーダーを務めている。昨日は鈴木に休みを取らせて、富士山へ旅行していたらしい。
昨年11月に同番組で彼にインタビューしたときは、「(鈴木が『結婚したい』と言っていることに)ふざけてますよね」と拒否。さらに、鈴木が逆プロポーズしたときも、「料理もできないし、子どもを教育できるかも不安。実家に住んでいるから料理も洗濯もママ任せだし」と断っていたが、この数カ月で心境が変わったのか。ともあれ、鈴木の持ちネタは、「結婚したい」から「結婚できた」に変わる。
●「夢の2ショットに加藤浩次が暴言!」【スッキリ】
内田裕也とデヴィ夫人が登場するとスタジオは大騒ぎ。加藤浩次が「夢の2ショットじゃん」、大沢あかねが「これは永久保存版だ」、関根麻里が「同い歳?(73歳)」と驚きの声をあげる。思わず加藤が「ホーンテッドマンションじゃん!」と口走るとさらに大爆笑。天の声(山里亮太)が「はい、言ったね。あれはお化け屋敷だから。確かに“魔界からの使者”感がスゴイですけど」とツッコミを入れた。
2人は映画『マイウェイ』のPRで出演したのだが、そんなの関係なし。テリー伊藤は「僕ね、昨日ロケでAKBとデヴィさんの家に行ってきたんですよ。犬がうるさくて、すごく散らかってました。今度は裕也さんの家へ行きたい」。今後、デヴィ&裕也の共演が増えるかも。
●「めちゃめちゃ恋してる! 大久保佳代子42歳の初ロマンス」【ノンストップ】
冠番組が次々にはじまり、女優業も成功するなど、大ブレイク中の大久保。「ヒゲが似合うガッチリ体形の年下男性」を自宅マンションにお持ち帰りしたらしい。
報道では、イタリアンレストランにその男性といとうあさこの3人で行ったが、2人で店を出るとタクシーで大久保の自宅へ直行。手をつないで部屋に入り、そのまま泊まったという。これを聞いた千原せいじは、「(大久保が)ウチの店に来たとき、『いい男はみんな結婚してる』ってグチってたからな」と暴露した。しかし、本当なら何とめでたいことか。「何度もイジられたあげく、ネタにしてしまい、フラれる」女芸人の失恋パターンを回避してほしい。
●「ママ友の派閥争いは?“神田うの会”の真相を激白」【ノンストップ】
女性芸能人が出産するたびに、週刊誌やネットをにぎわす“神田うの会”。さまざまな噂が飛び交っているが、神田うの本人が真相を語った。そもそも“神田うの会”という言葉を聞いて、「へえ~そんなのあるんだね」「うの会って何ですか。私が聞きたい」と嫌悪感があるようだ。
続いて“神田うの会”にまつわる噂を生検証。【噂1】「高級ブランドのプレゼントを貢がないと脱会させられる」に、うのは「来るもの拒まず、去るもの負わず。入会も脱会もない」。【噂2】「ウン十万円のボディクリームを勧められる」には、「化粧品のブランドはやってないので」。【噂3】「派閥争いのため、若手芸能人を争奪している」には、「派閥自体がない。ママ友とランチとかしているだけ」。ともに即答で全否定した。少し乗っかってボケるとか、気の利いたことを一切言わない=好感度は気にしないのが“神田うの流”だ。
●「福山雅治が『生まれ変わったら女になりたい』ワケ」【とくダネ】
オールナイトニッポンの生放送後に行われた深夜のインタビュー。福山のホンネを探り出そうと小倉智昭が質問を投げかける。
小倉「共演した女優さんを好きになることはないの?」
福山「いいお芝居をする人って内面が破たんしている人が多いので」
小倉「結婚する気はないの? 子どもは嫌い?」
福山「ないわけではない。生まれてきたからには自分のDNAを残さなきゃと」
小倉「女性たちはみんな福山くんと結婚したいのに」
福山「最初は恋の脳内麻薬が出るから、そういうふうに思うけど。(徐々に気持ちが冷めていくのを)何度か経験すると頑張れなくなる自分がいて、だからダメなんでしょうね」。
さらに、福山は「生まれ変わったら女性になりたい。だって気持ちよさそうだから。子どもが産めるってスゴイし」と締めくくった。結局、小倉は福山にうまくあしらわれただけのような……。
●「鈴木奈々はなぜプロポーズされたのか? 加藤が分析」【スッキリ】
婚約後、初めて公の場に姿を現した鈴木。予想通りのっけからマシンガンで話しはじめた。「『なあちゃんとずっとずっと一緒にいたいから結婚しよう』って言われて、すごいうれしくて……」といきなり号泣。「泣いてしまってすみません。でも彼に『結婚したい、結婚したい』とアピールしておいてよかったです」と今度は満面の笑み。「彼氏愛してる。『愛してる』が止まらない!」「手をつないで寝たい。『おはよう』のチューはしたい。生姜焼きを作ってあげたい」と話が止まらない。
「3年5カ月ず~っとラブラブ」と言うが、実は今年2月にすれちがいが原因で破局し、わずか1日で復縁していたらしい。こんなエピソードが放送されるのもご祝儀か。「鈴木の話は全て狂言」と決めつけるテリー伊藤に、「テリーのおじさん、むかつく~。今度会わせますから」とボヤきつつもやはり笑顔。一方、加藤浩次は、「『こういう男がいい』とか打算がなくていいですね。彼もよくテレビ局へ迎えに来てたりしたんですが、(鈴木は)お金や地位とか言わないし、今どきの男の子はこういう女の子がいいんだろうな」と冷静に分析していた。
●「イノッチ大喜び、瀬戸朝香が第2子を妊娠」【PON!】
現在、瀬戸朝香は妊娠5カ月で安定期に入り、年内に出産予定。子ぼんのうで育児への積極的な姿勢で知られる井ノ原快彦も喜んでいるという。かつて結婚会見のときに「子どもは3人欲しい。計画はあります」と言っていただけに、2010年3月の長男誕生、2013年の第2子に続き、まだまだ家族を増やすかも。ちなみにジャニーズは、木村拓哉、東山紀之、山口達也など“子ども2人派”が多いらしい。
連ドラのスタートウィークだった今週のワイドショーには、山下智久、織田裕二、観月ありさなど豪華俳優が続々登場。さすがにドラマの宣伝だけではマズイので、プライベート話にも踏み込むのだが、その多くは天然話だったりする。
たとえば、観月ありさは、「『家の前に泊まっている車は全て移動車』と思って乗ったら一般人の車だった」「ファンに手を振られると、知り合いだと思って自ら近づき話してしまう」などの“伝説の少女”ぶりを明かしていた。
ただ、織田裕二だけは別。「役者はプライベートを口にしない」というスタンスを徹底している。MCからしたら最も手ごわい相手なのだ。
きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など