MMD研究所は、フィーチャーフォンユーザーのスマートフォン乗り換え意向に関する実態調査を実施し、その結果を公表した。調査は、購入する際に重視する点、検討しているスマートフォン端末などを聞いたもの。今回の調査からは、フィーチャーフォンユーザーの約7割がスマートフォン購入時に「携帯電話会社を変更しないつもり」などの傾向が見えてきた。
スマートフォンの購入を検討しているフィーチャーフォンユーザーを対象に、検討している端末について聞いたところ、「iPhone」が56.4%と最も多い回答となった。次点で、「AQUOS PHONE」が24.5%、「GALAXY」が23.0%、「Xperia」が21.6%と続く。また、「スマートフォンを購入する際に携帯電話会社を変更するか」と聞いたところ、75.9%が「変更する予定はない」と回答し、7割以上が買い換え後も同じ携帯電話会社と契約し続ける結果となった。
スマートフォンの購入する予定と回答し、検討する端末も決まっているユーザーに、何のサービスを重視するのか5段階で聞いたところ、「重視する」「やや重視する」をあわせて、「月額料金の安さ」が87.0%と最も多い回答だった。次点で、「端末代金の安さ」が85.3%、「料金プランのわかりやすさ」が80.6%と続き、料金面を重視するという回答が8割を超える結果となった。
本調査は、フィーチャーフォンを所有する15歳から69歳の男女992人(docomoユーザー331人、auユーザー330人、Softbankユーザー331人)を対象に、スマートフォンを購入する際に重視する点、検討しているスマートフォン端末などを聞いたもの。調査時期は2013年6月21日から24日まで。