プジョー・シトロエン・ジャポンはこのほど、シトロエンの新しいコンセプトカー「DS3 カブリオ レーシング」を、ヒストリック・レーシングカーの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で公開すると発表した。
同コンセプトカーは、「DS3 レーシング」の走行性能と、「DS3 カブリオ」の爽快感を兼ね備えたモデル。「DS3 カブリオ」はカラーコンビネーションのカスタマイズができることや、ハッチバックよりわずか25kg増に抑えることに成功した軽量なボディが特徴のモデル。一方、「DS3 レーシング」はかつて発売された限定モデルで、WRCで活躍する「シトロエン・レーシング」のエンジニアが開発を担当した初めての市販モデルとして人気を博した。
爽快感とスポーツマインドを兼ね備えた「DS3 カブリオ レーシング」は、ムーンダークマット仕上げのグレー塗装に、レッドのアクセントを加えたスペシャル感あふれるエクステリアを採用。グロスブラックの19インチアルミホイール、ドアハンドル、トランクリッド、ドアミラーに施されたブラッククロムモールも個性を際立たせる。
エンジンは202PSを発生する1.6リットルを搭載しており、レーシングバージョンのパフォーマンスを受け継いでいる。ランニングギア、ブレーキ、カーボンキットなどにもシトロエン・レーシングのノウハウが生かされているという。
同コンセプトカーは7月12~14日にサセックスで開催される英国モータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で公開され、秋のフランクフルト・モーターショーでも展示される予定だ。