自転車に対するイメージ(一部抜粋) |
インターネット調査を行うマイボイスコムは10日、「自転車の利用」に関する調査結果を発表した。調査は6月1~5日にかけて行い、10,420件の有効回答を得た。
週に1回以上利用するのは4割弱、前回よりも約1割ダウン
自転車の利用・所有状況について調べたところ、所有率は66・6%と3人に2人が所有していることが明らかになった。利用者は46・3%にとどまり、前回調査時(2006年)に比べて、微減しているという。また、週に1回以上自転車を利用する割合は38・4%と、前回よりも6・7ポイント低下しており、昨今のエコブームがあまり反映されていない結果となっている。
自転車のイメージは「経済的」、使用しているのはシティータイプ
自転車に対するイメージでは、「経済的」「小回りがきく」が6割超で上位に入った。そのほかでは、「健康に良い」「便利」など、ポジティブなものが多かった。利用しているタイプでは、「軽快車・シティーサイクル」が73・6%と圧倒的な人気を集め、利用目的では「買い物」(70・8%)が最も多くなっている。
気をつけるべきマナーに「スマホを使用しながら走行しない」
利用者が気をつけていることは、「交通ルールを守る」「夜間走行時にライトをつける」「携帯電話やスマートフォンを使用しながら走行しない」が上位3位となっている。スマホを含め、「イヤホン・ヘッドホンで音楽を聴きながら走行しない」などの、「ながら運転をしない」という意識は、女性が男性に比べ、10ポイント以上も高くなっているという。