タイガー魔法瓶は7月11日、土鍋圧力IH炊飯ジャー「THE 炊きたて」(JKX-S100・JKX-G100・JKX-G150)、圧力IH炊飯ジャー「炊きたて」(JPB-A100・JPB-A180・JPB-B100・JPB-B180)、IH炊飯ジャー「炊きたて みんなのtacook(タクック)」(JKT-S100・JKT-S180・JKT-A100・JKT-A180)を発表した。THE 炊きたてシリーズは7月21日発売で、他のモデルは8月21日発売。希望小売価格は、JKX-S100が147,000円、JKX-G100が126,000円、JKX-G150が128,150円、JPB-A100が88,200円、JPB-A180が91,350円、JPB-B100が65,100円、JPB-B180が68,250円、JKT-S100が48,300円、JKT-S180が51,450円。JKT-A100とJKT-A180はオープン価格。

かまどの土壁構造と土鍋で一粒一粒が美味しく炊ける「JKX-S100」

土鍋圧力IH炊飯ジャー「THE 炊きたて」(JKX-S100)

内なべに蓄熱性が高い土鍋を使用することでかまどのような炊き上がりを実現するのが、同社の土鍋IH炊飯ジャー。2012年8月に発売した「JKX-A100」では、炊飯器本体側にかまどの土壁構造を組み込む「天然土かまど構造」を採用。内なべ底部を蓄熱性の高い土壁でくるむことで、内なべ外側の温度を300度にまで高め、香りと食感を高めていた。JKX-S100では、天然土かまどに遠赤釉薬(ゆうやく)を採用することで、JKX-A100に比べて遠赤放射率を約23%向上。連続沸騰性能をさらにアップさせている。

新開発の遠赤効果の高い遠赤釉薬を採用した「遠赤天然土かまど」

「可変W圧力」技術も採用されており、炊飯の前半は1.25気圧、後半は1.05気圧まで減圧し、約300度の高温で仕上げる。これにより"もちもちなのにしっかり"とした甘みのある炊き上がりを実現する。

JKX-Gシリーズは、天然土かまど構造の代わりに、フラットな形状の「遠赤土鍋プレート」を採用したモデル。

遠赤土鍋コーティングが施された「JPB-A」「JPB-B」シリーズ

圧力IH炊飯ジャー「炊きたて」(JPB-A100)

圧力IH炊飯ジャーのJPB-A100・JPB-A180・JPB-B100・JPB-B180は、「遠赤土鍋コーティング」を施した内なべを採用するモデル。JPB-A100・JPB-A180では厚さ3mmの「9層遠赤特厚釜」、JPB-B100・JPB-B180では「5層遠赤特厚釜」が使用されている。

ごはんとおかずの同時調理可能な「tacook」が家族向けに

「みんなのtacook」シリーズ(JKT-S100)

炊飯ジャー本体に内なべとクッキングプレートを装備することで、ごはんとおかずの同時調理を可能としたのがtacook(タクック)シリーズ。

ご飯とおかずを同時に調理可能

同シリーズはもともと、一人暮らし向けの利便性を重視した小容量タイプだった。しかし、2012年11月に発売された「大人のtacook」(JKU-A550)では、IHと土鍋コーティング内なべを採用し、味も追求。今回発表された「みんなのtacook」シリーズでは、tacookとしては初の5.5合(1.0L)・1升(1.8L)炊きのファミリー向けモデルとなっている。

型番 JKX-S100 JKX-G100 JKX-G150
容量 0.18~1.0L 0.36~1.44L
最大消費電力 1,180W 1,275W
サイズ(mm) W265×D309×H251 W295×D337×H281
重量 約7kg 約6.8kg 約8kg
型番 JPB-A100 JPB-A180 JPB-B100 JPB-B180
容量 0.18~1.0L 0.36~1.8L 0.18~1.0L 0.36~1.8L
最大消費電力 1,200W 1,350W 1,200W 1,350W
サイズ(mm) W256×D302×H231 W279×D329×H264 W256×D302×H231 W279×D329×H264
重量 約5.3kg 約6.3kg 約5.3kg 約6.3kg
型番 JKT-S100 JKT-S180 JKT-A100 JKT-A180
容量 0.18~1.0L 0.36~1.8L 0.18~1.0L 0.36~1.8L
最大消費電力 1,200W 1,350W 1,200W 1,350W
サイズ(mm) W260×D354×H211 W288×D386×H249 W260×D354×H211 W288×D386×H249
重量 約4.3kg 約5.4kg 約3.9kg 約4.9kg