クリーニングの宅配サービス「リネット」を運営するホワイトプラスはこのほど、20~49歳の子持ち世帯の母親114名を対象に実施した「育児と夫に関する調査」の結果を発表した。調査は6月21日~27日、インターネットにて行われた。
出産と仕事
出産時、仕事を辞めたかを聞いたところ、1位「仕事を辞めた」60.2%、2位「産休、育休を取得した」25.4%、3位「仕事をしていなかった」14.4%という結果になった。出産のタイミングで仕事を辞める人が全体の6割を占め、産休・育休の取得は4人に1人にとどまった。
夫の帰宅時間
「育児中、夫は何時に帰ってきています(した)か?」との質問では、1位「20時」23.5%、2位「23時」17.4%、同率3位「19時」「21時」15.7%という結果になった。19時~21時が全体の約5割を占め、2番目に多いのが23時ということから、育児中でも仕事で夜遅く帰る父親が多いことがわかった。
さらに、「育児中、夫に何時に帰ってきてほしいですか?」と聞いたところ、1位「18時」33.3%、2位「19時」32.1%という結果になった。全体の6割以上の人が夫に18時~19時に帰ってきてほしいと思っており、夫に帰ってきてほしい時間と実際に帰ってきている時間には1~2時間の差がある現実が浮き彫りになった。
夫の育児休暇取得希望は約半数
「夫にも育児休暇を取ってほしいですか?もしくは、取っていますか?」と聞いた質問では、1位「育児休暇を取らなくていい」50.6%、2位「育児休暇を取ってほしい」47.4%、3位「育児休暇を取っている」1.9%と続いた。育児休暇取得に関してはほぼ半分に意見が割れる結果となった。