WOWOWが、同社初となる4Kドラマの制作に取り組むことが11日、明らかになった。
今回、同社初となるフルHD放送の4倍の解像度を誇る新しい映像品質"4K"を利用して挑むドラマは、交通事故に遭って長年昏睡状態が続いていた男が突然目覚め、失われた青春を取り戻していく姿を描いた大人のヒューマンコメディーになる予定で、制作は文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門で優秀賞を受賞するなど、数々の賞に輝いたドラマWスペシャル『尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~』(2012年10月放送)のチームが担当する。ドラマのタイトルは未定。
脚本は連続テレビ小説『おひさま』の岡田惠和が担当するほか、映画『沈まぬ太陽』の若松節朗が監督を、映画『眉山-びざん-』(2007年)で日本アカデミー賞の最優秀撮影賞を受賞した蔦井孝洋が撮影を、それぞれ務める。
また、同社が1年に1度実施している無料放送イベント「TOUCH!WOWOW」(11月9日、10日)内でフルハイビジョン放送を行い、ユーザーに4K画質の映像を体験してもらうための試写会を実施する予定となっている。