Adobe Systemsは9日(米国時間)、Adobe Flash Playerのセキュリティアップデートを公開した。攻撃者が任意のコードを実行したり、クラッシュを引き起こしたりする脆弱性に対処する。この内容を受け、JPCERTJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は注意を喚起している。

セキュリティアップデートの対象となるのは、下記のバージョンのAdobe Flash Player。

  • Adobe Flash Player 11.7.700.224およびそれ以前(Windows、Internet Explorer 10以前、Mozilla Firefoxなど)

  • Adobe Flash Player 11.7.700.225およびそれ以前(Mac、Google Chrome)

  • Adobe Flash Player 11.2.202.291およびそれ以前(Linux)

  • Adobe Flash Player 11.1.115.63およびそれ以前(Android 4.x)

  • Adobe Flash Player 11.1.111.59およびそれ以前(Android 3.x/2.x)

Adobe Systemsのセキュリティ更新情報ページ。優先度はLinux、Android 4.x、Android 3.xが3、WindowsおよびMac向けが1となっている

バージョンの確認は、「Adobe Flash Player:Version Information」から、アップデートは「Adobe Flash Player ダウンロードセンター」から行える。