みずほ銀行は8日、カンボジア王国プノンペン都に駐在員事務所を開設した。

カンボジア王国は、2012年の実質GDP成長率が6.5%、2013年も6.7%程度と予想され、継続かつ安定した成長が見込まれているアジアの新興国。同国は、大メコン経済圏(グレーター・メコン・サブリージョン)の一翼を担い、地政学的にも要衝に位置し、今後、タイやベトナム等との物流網整備の進展に伴う製造拠点としての位置づけの高まり、中間所得層の増加にともなう内需の拡大などが見込まれ、日系・非日系企業による関心が高まっているという。

今年に入っても日系企業の進出は増加しており、日系企業のカンボジア王国に対する投資案件は今後も増えていく見込みだという。

同行は、駐在員事務所設立により、カンボジア王国に関する情報連絡・収集の体制を整え、同国への進出・事業拡大を検討している顧客へのサポートを強化していくとしている。