富士急行は、富士山の世界文化遺産登録を記念した入場券3種類を発売した。注目はプラチナ製の「日本一! 高い入場券」。富士山の標高にちなみ、37万7,600円で販売される。
「日本一! 高い入場券」は、国内ジュエリーの約3分の1を生産している山梨県で開発されたプラチナ「Koo-fu Pt950」を素材として制作された。大きさは縦20mm、横35mmで、入場券の刻印や水晶、ダイヤなどによって、富士山や富士五湖、夏の夜に輝く星空を表現している。富士山型の穴が開いており、チェーンなどを通してペンダントにすることも可能。受注生産で、申込み受付後、3週間前後で届く。
実際に入場券としても使用可能で、1年間にわたり富士急行線全駅に入場が可能。ただし、電車内への立入りや、乗車券としての使用はできない。
その他、富士登山にもそのまま使用できる「リストバンド型入場券」(800円)も制作し、富士急行線富士山駅にて300個限定で発売されている。富士山が世界文化遺産となって初めての山開きの日「平成25年7月1日」が刺しゅうされている。
世界遺産の構成資産がそのまま駅名となった「富士山駅」「河口湖駅」の2駅の入場券をセットにした「富士山世界遺産登録記念入場券」(400円)も、両駅にて500枚限定で発売。台紙付きで、富士山駅の入場券は富士山型になっている。