千葉銀行は8日、スマートフォン向けにセキュリティチェック機能などを備えた専用アプリ(無料)の提供を開始した。
同アプリは、起動すると自動的に端末の安全性をチェックする機能を搭載しているので、安心してインターネットバンキングを利用できるという。また、同行のスマートフォン向けサービスの中でも日常生活の中で頻繁に使われる「インターネットサービス」(普通預金のキャッシュカードを持っている個人の顧客向けに、パソコン・スマートフォン・携帯電話で残高照会や取引明細照会などのサービスを利用できるサービス)や「ATM検索」などのサービスに"ワンタッチ"で簡単にアクセスできるようにしているという。さらに、キャンペーン情報などを案内する「お知らせ機能」も搭載した。
同行は、これまでもフィッシング対策、インターネットバンキングの不正利用防止対策として、フィッシング対策ソフトや、トークン式ワンタイムパスワードを無償で提供してきたが、スマートフォンの普及に対応するため同アプリの提供を開始した。
同アプリやスマートフォン向けサービスの拡充を通じ、顧客の利便性向上と顧客との接点拡大に取り組んでいくとしている。
同アプリの概要
対応機種
- Android端末(Android OS 2.2以降4.02まで)。iPhone、iPad端末(iOS 5.0以降6まで)。これらの端末でも一部利用できない場合がある
利用方法/利用料
- Google PlayまたはApp Storeから「千葉銀行」を検索し、ダウンロードのうえ利用する/無料。ただし、ダウンロードや利用時にかかるパケット通信料は顧客の負担となる
セキュリティチェックの内容
OSの安全性チェック(OSが第三者に不正利用されていないかなど)
悪性コードのチェック(ウィルスに感染していないかなど)
システムの脆弱性のチェック(不正な通信を許す状態になっていないかなど)
上記セキュリティチェックで問題が見つかった場合は、端末画面に警告メッセージを表示し、顧客に適切な対応を促す。
同行は、今後もインターネットチャネルの充実に向け積極的に取り組んでいくとしている。