JR東海が運営する「リニア・鉄道館」(名古屋市)は、7月10日から9月2日まで夏休み特別企画を実施する。
注目は新幹線100系の運転台と、C57形蒸気機関車の運転室の特別公開。いずれも普段は立ち入りできない場所を特別に見学できる機会となる。ともに各日85組の先着順(1組最大4名まで)で、公開期間は9月2日まで。新幹線100系の運転台では子供用制服が、C57形蒸気機関車の運転室では機関士の帽子がそれぞれ用意され、自由に着用して記念撮影できる。
同館スタッフが撮影するフォトサービスも実施し、特製台紙付きで1,000円(記念カードとセットの場合は1,500円)となる。なお、新幹線100系は期間中の毎日、フォトサービスを行うが、C57形は7月中、土休日のみの実施となる(8月1日~9月2日は毎日実施)。
「リニア・鉄道館」ではその他、東海道新幹線の安全・高速・快適を支えるしくみなどを学べるクイズラリーや、新幹線の設備保守の技術について館内を見学しながらスタッフが解説するガイドツアーなど、さまざまな夏休み特別企画が予定されている。ガイドツアーの最後には、普段は公開されていない922形新幹線電気軌道総合試験車(ドクターイエロー)の測定機器室内にも訪れるという。