BBソフトサービスは、「スマートフォンでの買い物に対する意識調査」について実施した2013年6月度のインターネット詐欺リポートを発表した。同調査結果からはセキュリティに対する意識の低さが露呈。スマートフォンやタブレットからの買い物経験を持つ人が多数を占めた一方で、セキュリティアプリを導入せずにスマホから買い物を行ったことのある人が6割超に達した。

同調査によると、スマートフォンもしくはタブレットで買い物をした経験のある人は、88.4%に達した。内訳は、ブラウザーを通して買い物をしたことがある人が最も多く22.5%に、アプリをとして買い物をしたことがある人が25.9%となり、合算値で88.4%に達した。一方、買い物をしたことはない人は32.3%だった。

スマートフォン、タブレットでの買い物経験の有無(複数回答有)

スマートフォンもしくはタブレットで買い物をしたことがある人に最も高額なものの値段について調べたところ、1万円から5万円未満が最多で42.5%となり、0円~1万円未満で31.9%、5万円から10万円未満が14.6%と続いた。

スマートフォン、タブレットでの購入経験で最も高額な物の値段

最後に、セキュリティアプリを入れずにスマートフォンから買い物をした経験のある人は63.9%に達し、セキュリティーに対する意識の低さがあわらになった。

セキュリティーアプリ導入せずに買い物をしたユーザーの割合

結果を踏まえて、同社では、スマートフォンではURLが短縮され、表示画面がパソコンより小さいことから、詐欺サイトを見抜くのが困難な傾向にあり、ユーザーに対して注意を呼びかけている。

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