米BOX OFFICE MOJOは7月5日~7月7日の全米週末興業成績を発表した。

2010年公開の『怪盗グルーの月泥棒 3D』の続編『怪盗グルーのミニオン危機一発』が初登場1位。前作に引き続きイルミネーション・エンターテインメントが製作、ピアー・コフィンとクリス・ルノーが監督、シンコ・ポールとケン・ダウリオが脚本を担当した。月泥棒の偉業を成し遂げ、孤児3姉妹の父親となったグルーが悪党稼業から足を洗い、悪と戦う秘密組織の捜査官となり、誘拐された仲間を救出する旅に出るアドベンチャー物語。グルー役のスティーヴ・カレルをはじめ、ラッセル・ブランド、ミランダ・コスグローヴらが前作同様主要キャストの声優陣として参加する他、新たにアル・パチーノ、スティーヴ・クーガンの名がクレジットされている。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』(c)2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

(c)2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

ジョニー・デップ主演最新作『ローン・レンジャー』は初登場2位にランクイン。ゴア・ヴァービンスキー監督など『パイレーツ・オブ・カリビアン』の製作スタッフが再集結したアドベンチャー・アクションで、ラジオドラマやテレビシリーズ、劇場映画として過去に度々映像化された往年の西部劇を再び映画化。ジョニー・デップ演じる悪霊ハンターとともに巨悪に立ち向かう白いテンガロンハットと黒いマスクがトレードマークのヒーローを『ソーシャル・ネットワーク』のアーミー・ハマーが演じている。

『ローン・レンジャー』(C)2013 Disney and Jerry Bruckheimer, Inc.

前々週、前週と2週連続でトップに立った『モンスターズ・ユニバーシティ』は4位に3ランクダウン。3位『The Heat(原題)』は、前週2位から順位を下げたものの、『モンスターズ・ユニバーシティ』と入れ替わった。以下も順位を下げる中、アメリカの人気コメディアンのケヴィン・ハートのコンサート映像を収めたドキュメンタリーフィルム『Kevin Hart: Let Me Explain』が8位に初登場した。

全米週末興行成績TOP 10(7月5日~7月7日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 怪盗グルーのミニオン危機一発 8,251万8,000ドル 1億4,207万6,000ドル 9月21日 1
2 ローン・レンジャー 2,943万2,000ドル 4,893万6,000ドル 8月2日 1
3 2 The Heat(原題) 2,500万ドル 8,639万8,000ドル 未定 2
4 1 モンスターズ・ユニバーシティ 1,959万ドル 2億1,612万7,000ドル 公開中 3
5 3 ワールド・ウォーZ 1,820万ドル 1億5,875万8,000ドル 8月10日 3
6 4 ホワイトハウス・ダウン 1,350万ドル 5,047万8,000ドル 8月16日 2
7 5 マン・オブ・スティール 1,141万5,000ドル 2億7,120万6,000ドル 8月30日 4
8 Kevin Hart: Let Me Explain(原題) 1,010万ドル 1,746万ドル 未定 1
9 6 This is the End(原題) 580万ドル 8,555万4,000ドル 未定 4
10 7 Now You See Me(原題) 277万ドル 1億1,041万5,000ドル 未定 6