アベノミクス効果!? 秘書の22.1%が今後の「夜の接待」増えると予想

秘書業務をサポートするサイト「こちら秘書室」を運営するぐるなびは、接待の予約業務を行う秘書を対象にビジネス接待に関する意識調査を実施した。調査は6月10日～16日にかけて行われ、513人から有効回答を得た。

夜の接待は増加傾向に

最初に、1年前と比較して上司の接待の回数に変化があるか尋ねたところ、夜の接待、昼の接待とも、「変わらない」が最も高い回答となった。しかし、「夜の接待」では「やや増えた」が21.2％で2番目に多い。昼の接待よりも、時間と予算をかける夜の接待の方が増加傾向にある。昼の接待回数は「増えた」は4.5％、「やや増えた」も11.5%だった。

接待は増えると思う秘書が全体の2割以上

次に、今後接待の機会が増えるか聞くと、「変わらない」が60.0%で最も多い結果となった。「増える」は2.1%、「どちらかと言うと増える」20.1%。一方、「減る(「減る」と「どちらかかと言うと減る」の計)」は17.8%で、ビジネス接待が減ると予想する秘書よりも、増えると予想した秘書の方が多かった。

接待が増えると思うと回答した秘書にその理由を尋ねたところ、「景気もよくなりつつあるので、接待を受ける側も遠慮しなくなったから(サービス業)」、「アベノミクス効果に伴う景気の上昇期待値が財布のヒモを緩(ゆる)めている(サービス業)」、「会社の業績が上向きだから(情報通信・IT)」といった意見が寄せられたとのこと。