ほとんどブームと言ってもいいほど健康への関心が高まっている最近ですが、運動などと合わせて、ナチュラルな作用を持つハーブにも注目が集まっています。ハーブの楽しみ方はさまざま。アロマテラピーや料理・ハーブティーなど、その楽しみ方は多岐に渡っています。「日本ハーブ検定」は、初歩的なハーブの知識を得て、日常的にハーブを楽しむ人のための検定です。

■日本ハーブ検定とは?

日本ハーブ検定とは、NPO法人日本ハーブ振興協会が設定した、ハーブ初心者向けの検定です。合格後、所定の手続きを経ると日本ハーブ振興協会の「ハーブ検定会員」として登録されます。ハーブ検定会員は、協会が発行する情報誌や会員専用サイトなどを閲覧できるので、検定合格後のさらなるステップアップにつなげることも可能です。

■日本ハーブ検定試験の概要

・試験開催スケジュール:毎年3月・7月・11月ころ

・開催都市:東京、大阪

・試験内容:学科試験(4者択一・35問・45分間)

・出題範囲:ハーブの基本的な知識(定義・歴史・代表的な10種のハーブ)や、ハーブティーについて、更に料理やアロマテラピーでの活用方法などから出題されます。

参考:NPO法人日本ハーブ振興協会日本ハーブ検定

■資格をどう生かす?

日本ハーブ検定は、ハーブの初心者が初歩的なハーブの知識を得ることを目的としているので、ハーブの勉強の入門編として最適でしょう。検定合格後は自分自身のため、又は家族や身近な人のために検定で得た知識を生かせます。

■更にステップアップするには?

日本ハーブ振興協会には、日本ハーブ検定のほかにも資格認定制度があります。

・PAH(Professional Adviser of Herb):家族や身近な人がハーブを楽しむ時に、正しい知識をもってアドバイスできると認定された人が取得できます。

・HFO(Herbal Food Organizer):料理などで使われるハーブについて、楽しく、安全かつ正しい知識を伝えることができると認定された人が取得できます。

・HAC(Herbal Aroma Creator):アロマ(芳香)に関して、正しい知識や使い方をアドバイスできると認められると取得できます。

このほかにもHFM(Herbal Food Meister)、PIH(Professional Instructor of Herb)など、ハーブ関連の資格が用意されています。日本ハーブ検定への合格を入り口にして、検定会員として得られる情報をもとにハーブの知識を増やしながら、ハーブの専門家へとステップアップすることも可能です。