マスタードシードは5日、米Hauppauge Computer WorksのUSB 2.0対応ビデオキャプチャユニット「HD PVR 2 SE」を発表した。H.264 AVCHDに対応したハードウェアエンコーダを搭載する。発売は7月12日、店頭予想価格は22,800円前後。
「HD PVR 2 SE」は最大解像度1080p/30fpsでのキャプチャが可能。表示が遅延しない「HDMIパススルー出力」機能も備える。前モデルにはなかった、光デジタル音声入力端子を追加したほか、リモコン受光口に設置することで、チャンネル切り替えや予約録画が行えるIRブラスターを搭載する。
キャプチャ&オーサリングソフト「ArcSoft ShowBiz」、インターネットストリーミング生放送を行える「Hauppauge StreamEez」、ウォーターマークを映像に追加する「Hauppauge Personal Logo Inerter」などが付属する。
映像入力インタフェースは、HDMI×1(音声兼用)、コンポーネントビデオ用AVケーブルセット接続端子×1。音声入力インタフェースは光デジタル(角形)×1、RCA×1。録画データレートは、1M~13.5Mbit/秒、録画フォーマットはAVCHD(TS、M2TS)、MP4。音声フォーマットは、2チャンネル入力時(アナログ/HDMI入力時)がAAC、5.1チャンネル入力時(光デジタル/HDMI入力時)がAC3。
本体サイズはW152×D152×H38mm、重量は340g。対応OSは、Windows XP(SP3)/Vista/7/8。なお、HDMI経由の入力については、HDCPによる保護のかかっていない映像信号であることが条件となる。