新入社員の約半数が「"とりあえずビール"じゃない派」

マーケティングリサーチを行うネオマーケティングはこのほど、「会社飲み」をテーマにしたインターネットリサーチを実施、結果を発表した。

同調査は5月16日~20日、同社が運営するアンケートサイト「アイリサーチ」登録モニターのうち、全国のお酒を飲むことのある20歳~39歳の男女を対象に、WEBアンケート方式で実施。有効回答数は300人だった。

新入社員の3人に1人が「ビールを飲まない」結果に

若手社員のお酒の好みで上位に挙がったのは、「スッキリ」「飲みやすく」「食事に合うこと」などだった。その傾向を反映してか、約4割(36.9%)が1杯目にビールを頼まない「"とりあえずビール"じゃない派」と回答。また新入社員の32.0%は「ビールをほとんど飲まない」と、そもそもビールを飲まない結果となった。「味が好みではない」「お腹にたまる」「食事に合わない」などが飲まない理由として挙がったという。

意外にも若手社員の過半数が"会社飲み"好き

クールでプライベート重視というイメージの強い若手社員だが、意外にも過半数(50.4%)が「会社飲みが好き」と回答。一方で「"会社飲み"はできるだけ短時間で済ませたい」(73.6%)、「できれば1次会で帰りたい」(79.3%)、「できるだけお金をかけたくない」(89.3%)、「駅に近いなど、さっと帰れる場所で飲みたい」(89.7%)など、スマートな会社飲みを志向する傾向が強いことがわかった。

若手社員の過半数は、「会社飲みが好き」

大多数はスマートな会社飲みを志向

新入社員の94%が"会社飲み"のメリットを実感

会社の人と飲みに行くメリットとしては、「会社の人と親しくなれる」(64.7%)、「仕事上でもコミュニケーションがとりやすくなる」(56.3%)、「会社では話せないことが話せる」(48.7%)、「会社の人の人柄が分かる」(43.7%)などが挙げられた。特に新入社員の結果を見ると、「会社の人と親しくなれる」と実感しているのは74.0%。何らかのメリットを感じている新入社員は94.0%にものぼる。

"会社飲み"にメリットを感じる新入社員は94%に