マイボイスコムはこのほど、30代から40代ビジネスパーソンの「疲れ」に関する意識調査の結果を公表した。同調査は、首都圏の1都3県に住む30代から40代のフルタイム労働者を対象に、6月7日から13日にかけてインターネット調査で実施し、男女それぞれ300人から有効回答を得た。
社外モバイル端末利用者は特に疲れている
「普段の仕事での疲労度」について聞いたところ、「疲れを感じている人」は89.5%となった。「疲れを感じている」人の割合は、高い順に、「体を使うことが多い仕事」「立ち仕事が多い仕事」「外出の多い仕事」「事務作業中心の仕事」と続いた。また、「社外モバイル端末利用頻度別」でみると、「頻繁に利用する人」ほど疲労度が高い結果となった。
疲れの原因、事務方は「パソコン作業」、外回りは「いつどこでも仕事ができること」
また仕事のタイプ別にまとめると、「事務作業中心の仕事」が感じる疲れは、「眼精疲労」が他の仕事に比べ高くなった。原因としては、「パソコンの作業」「長時間同じ姿勢でいること」が多いことがみてとれる結果となったという。
「外出の多い仕事」では、「眠気」「集中力の低下」「気が休まらない状態が続く疲れ」などが高い割合となった。原因の上位は、「仕事の量」「仕事の責任感・プレッシャー」で、「社内に限らずいつでもどこでも仕事ができてしまうこと」が他の仕事と比べて最も割合が高くなった。
「社外モバイル端末利用頻度別」でみると、「利用がある人」は、「ない人」に比べ「気が休まらない状態が続く疲れ」「眼精疲労」の割合が高くなった。疲労の原因は、「利用がない人」に比べて、「仕事の量」「長い労働時間」「仕事の責任感・プレッシャー」「社内に限らずいつでもどこでも仕事ができてしまうこと」が特に高くなった。