7月21日よりWOWOWでスタートするドラマW『パンとスープとネコ日和』(毎週日曜 22:00~ 全4話※第1話は無料放送)の試写会が4日、都内で行われ、主演の小林聡美をはじめ伽奈、塩見三省、美波、もたいまさこ、松本佳奈監督が出席した。

左から松本佳奈監督、塩見三省、伽奈、小林聡美、美波、もたいまさこ

映画『かもめ食堂』で話題を呼んだ郡ようこの同名小説を映像化した同ドラマは、母の突然死によって母の食堂を営む決心をしたアキコ(小林聡美)と商店街の交流を緩やかな温かい視点で描く。

この日はWOWOW加入者と一般客を交えての試写会が行われ、試写会後にキャスト陣による舞台あいさつ。主演の小林は「ドラマがのんびりとした雰囲気だったので、あまりガチャガチャしないように静かでゆったりとした気分で撮影しました」と振り返り、「のんびりした時間が4話もあると思うと贅沢ですね。放送は日曜なので、月曜からの活力になるような潤いのある時間になればと思います」とアピール。その小林演じるアキコの店でお手伝いとして働くしまちゃん役の伽奈は、第3話でもたいまさこに迫られて思わず泣いたそうで「心から怖くて動けませんでした。自然に潤んでしまったというか、睨まれて動けませんでしたね」ともたいの形相に怯えた様子だが、当のもたいは「私もビックリしました! どんだけ私が傷ついて帰ったか…」と困惑した様子だった。

食堂が舞台ということで、料理が多く登場する同ドラマ。小林は「嫌いではないんですけど、そこまできっちりやりませんね。最近は健康にこだわっているので、身体によさそうなものを食べます」と私生活では料理にあまり関心がない様子。そんな小林に「新しい恋は?」と投げ掛けると「どうなんですかね~。塩見さん来てくれないですか?」と塩見に振ると「いや、もう喜んで(笑)」と塩見も空気を読んで応じるなど、報道陣の質問をかわしていた。