ジャストシステムは4日、スマートフォンでのクーポン利用に関する調査結果を公表した。調査結果から、会員登録したユーザーの半数以上が、面倒だと思いながらもクーポン欲しさに会員登録したなどの事実が明らかになった。
クーポン系アプリの会員登録について聞いたところ、登録ユーザーの50.8%が登録を面倒だと思いながらも、クーポンが欲しかったので会員登録したと回答した。また利用頻度をジャンル別については、コンビニ/ファストフードの利用率が高く、それぞれ19.8%/19.3%のユーザーが利用したと回答した。
調査対象を22種類のアプリ(ぐるなび/マクドナルド/UNIQLO 公式アプリなど)に絞り、利用経験について調べたところ、最も利用するのは「マクドナルド」のアプリで、71.7%のユーザーが利用経験があるとわかった。またLINEクーポン/Facebookクーポンは、全体の利用率だと22%/14%だったが、年代別で見ると20代が積極的に利用しており、LINEクーポンが34%、Facebookクーポンが25%といずれも平均以上の利用率だった。
クーポン系アプリのプッシュ通知について聞いた調査では、53.3%が「新しいクーポンを知らせてくれるので便利」と回答した。一方で、「同じアプリから何度もプッシュ通知がくるとプッシュ通知をオフにする」と49.3%が回答しており、通知を送る頻度には注意が必要だとわかった。
本調査は、スマートフォンでのクーポンアプリ利用について、アプリの利用頻度や利用経験などを調査したもの。調査対象は直近3カ月以内にクーポンアプリを利用していると回答した20代から50代の男女400名。調査期間は2013年6月27日から28日。