左右対称で心を安らかに

風水でオフィスをレイアウトするときに、よく用いる考え方が「シンメトリー」です。つまり、左右対称形です。

オフィスの中で重要なポイントはシンメトリーに配置するようにします。

考えて見れば、多くの歴史的建造物がシンメトリーですよね。

遠くはインドのタージ・マハール、中国ではラスト・エンペラーでもおなじみ紫禁城の太和殿、日本でも東大寺の大仏殿や平等院鳳凰堂など、美しい建築の多くは左右対称になっていることに気付かれると思います。

昔の人がそこまで考えていたかはわかりませんが、実は現代に生きるわたしたちにとって、シンメトリーは重要な要素のひとつになりつつあります。

これはどういうことか?

あなたの周りの環境を考えてみて下さい。

昔と違い、働く環境は地磁気の及ばない高層ビルの中、オフィスには各種のケーブルが張り巡らされ、それが人体にどれだけの悪影響を及ぼしていることでしょう。

気付かないうちにわたしたちの脳は苛立ち、乱れた状態にあるのです(最近のキレやすい子供たちもその影響を多分に受けているはずです)。

これを何とかバランスのとれた安定した状態にしないと、仕事どころではないのはお分かりいただけるかと思います。

そこでシンメトリーです。

左右対称形はその名の通り、バランスが究極に取れた形です。これをオフィスの各所に取り入れることで、脳にバランスのとれた信号を送ることになります。

それは確かにちょっとした何気ないことですが、これが潜在意識のレベルで根付くと、心は和らぎ、感情の高ぶりが抑えられ、正常な脳の働きになるというわけです。

安定の状態を創りだそう

以前オフィスの改装を見させていただいたお客様のオフィス玄関も、見事なシンメトリーになりました。

ただ単に左右対称なのではなく、そのお客様(トップの方)に良い五行の要素を取り入れたインテリアの造作も加え、その玄関の完成度を上げています。

五行の要素というのは、四柱推命から木・火・土・金・水の五行の中で、偏っているものを算出して、それを補完もしくは制御する要素を取り入れて、エネルギーのバランスを良くするということです。

ただ、こうした大掛かりなことでなくても、身近な部分でシンメトリーを作ることは、いくらでもできるはずです。

例えばご自分から見える風景に、左右に絵を飾って対称形を作るなどはすぐに実現可能でしょう。

努めて身の回りに安定感を得るようにしていくと、脳(心)が健康になり、仕事もどんどん捗るようになると思いますよ。

何度も申し上げるようですが、風水は、環境整備学なのですから。