7月1日をもって、「Google リーダー」が利用できなくなった。RSSリーダーとして、とても利用価値の高いサービスだっただけに無念である。7月1日に終了というアナウンスがあったため、6月30日~7月1日の日付変更で利用できなくなると想定している人が多かったと思うが、現実的には日本時間で7月1日の15時ぐらいまで利用できた。
これはまぁ、基準時間の違いによるものだが、その"ロスタイム"はまさに情報戦。"実は撤回されたんじゃないか?"といった根も葉もない願望論から、"移行先はどこがいいのか?"といった現実的な話まで、大いに盛り上がった。しかしまぁ、すでに過去の話である。現実は非情。「Google リーダー」という偉大なサービスはすでに終了したのである。
さて、本来であれば「Google リーダー」のサービス終了前に、移行先のサービスはどれがいいのかを紹介する……というのが、ニュース記事というものだが、時間が経過したからこそ、見えてくるものもある。小生はそう信じてます。(注:ビックウェーブに乗り遅れたともいう)
というわけで「Google リーダー」の現状を確認しておこう。7月2日執筆時現在、当然のことながら「Google リーダー」にアクセスしてもサービスが利用できる状態ではない。しかし、サイトには興味深いことが書いてあった。
曰く、「Google リーダーのサブスクリプション(購読情報)は、2013年7月15日までサーバー上に保存されている」と。
つまり仕事などで忙しく、「Google リーダー」の移行作業を行えなかったユーザーに対して、"アディショナルタイム"が施行されたわけだ。ユーザーは、本当の意味で"Google リーダー難民"にならないためにも、残された時間でどうにか移行先を選び出さなければならない。
そこで今回、データエクスポートの方法を紹介しつつ、小生が独断と偏見で選んだ、扱いやすいRSSリーダーサービスとそのサービスに対応したiOSアプリを紹介したいと思う。