ヒューマンブレインはこのほど、営業職の第一印象に関する調査を実施、結果を公表した。同調査は1月30日~2月13日、インターネット調査にて実施。調査対象は、10代~70代の男女で、有効回答数は1,821名。(男性798名、女性1,023名)
営業職の第一印象は「表情の明るさ」で決まる
一般的に、人の第一印象は初めて対面してから2秒~4分ほどの間に決まるといわれている。この短い時間に、初対面の相手のどのようなところを見て「第一印象がよい」と判断しているのかを調べたところ、「表情が明るい」(37.3%)、「笑顔が自然」(25.7%)、「目線を合わせて話す」(20.5%)という結果となった。
逆に、職場や家庭、販売店などで初めて対面する営業職の態度や行動について、「第一印象が悪い」と判断するのは、「表情が暗い」(28.2%)、「目線を合わせて話さない」(26.2%)、「笑顔が不自然」(14.0%)、「表情が硬い」(4.2%)と、どちらの場合も、約8割の人が顔からの情報を重視しているという結果になったという。
7割以上が「第一印象と実際の人柄が一致した」と回答
初対面の相手に対して感じた第一印象や好き嫌いと、相手の実際の人柄は一致していることが多いかという質問に対しては、「一致していることが多い」(60.4%)、「ほぼ一致している」(17.0%)と回答している。
同社では、重要なのは「実際の性格と本当に同じなのか?」という点ではなく、77%の人が「一致していると感じている」という事実であると指摘。「初対面で、いかに相手の心を掴むか」は、営業・販売・接客の仕事をしている人にとって、大きな課題であるとしている。
その他、同調査の詳細は、「営業マンの印象アンケート」ページで確認できる。