東芝は4日、無線LAN通信機能を備えたSDHCメモリカード「FlashAir」に、16GB容量の「SD-WC016G」を追加した。6日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は5,000円台半ば。
従来、8GB容量の「SD-WB008G」(Class6対応)1製品のみをラインナップしていたが、今回、読み書き時のデータ転送速度が10MB/秒以上となるClass10に対応した、16GBモデルを追加する。同社では、「大容量・高速化により、一眼レフカメラなどで高解像度モードでの高速連写も可能になる」と紹介している。
本体サイズは32×24×2.1mm、重量は約2g。無線規格はIEEE802.11b/g/nに準拠し、セキュリテイはWEP、TKIP、AES(WPA/WPA2)。スピードクラスはClass 10。
合わせて、無線LAN LSIのソフトウェアを改良し、無線LANでの写真転送速度が約30%高速化した。また、スマートフォンやタブレットで写真を自動更新したり、日付ごとに表示するなどの改良を行なっている。