メディプロダクトは7月16日から、まつ毛の根元を洗う「リッドハイジーン」専用商品として日本初の目元用クレンジング料「アイシャンプー」を、全国のナチュラルローソンで販売開始する。
アイメイクはドライアイの原因のひとつ!?
同商品は、“マイボーム腺”を清潔に保つことを目的として開発した目元用クレンジング料。マイボーム腺とは上下のまぶたの縁にある、目の乾燥を防ぐために必要な脂質を出す器官のことで、マイボーム腺より出される脂質が涙の蒸発を抑え、涙の安定性を保つなどの役割を果たしている。
しかし、昨今流行の目の際(きわ)まで入れるアイラインなどが、マイボーム腺の開口部をふさぎ、必要な脂質の分泌を妨(さまた)げているという。また、多くの女性が施している「まつ毛エクステ」も、メイク汚れがたまりやすい原因のひとつとなっている。その結果、目の潤いを損なうドライアイなどの症状を引き起こしている人も多いという。
同商品は、マイボーム腺の開口部に詰まりやすいアイメイクの油性成分などを“涙の組成”に近い成分で洗い流す洗浄料。目に入ってもしみない低刺激性で、クレンジング本来の洗浄機能に加え、目もとの炎症を抑える抗炎症・抗菌作用もある。一般販売に先がけ、全国約30カ所のクリニックで先行販売したところ、多くの医師から支持されたという。