アイ・オー・データ機器は3日、IEEE802.11acに対応した無線LANルータ「WN-AC1600DGR」の新ファームウェアを発表。アップデートすることで、USBデバイスサーバなどの新しい機能が追加される。

WN-AC1600DGR

2013年6月に発売された「WN-AC1600DGR」が、ファームウェアのアップデートによる機能追加を行う。新たに追加されたのは、USBデバイスサーバ機能「net.USB」への対応。USB接続のHDDやプリンタをWN-AC1600DGRのUSBポートにつなぎ、ネットワーク上で共有できるようになる。使用の際はクライアントソフト(無料)のダウンロードが必要。

同社のPC用地デジチューナー、テレキングシリーズの「GV-MVP/FZ」、「GV-MVP/FZ2」(いずれも別売)を接続することで、iPhoneやiPadなどからの地デジ視聴が可能になった。また、USB HDDを接続しての簡易NAS機能もサポート。外出先から、USB接続されているHDDにアクセスできる「リモートリンク2」に対応するほか、メディアサーバ機能も搭載する。「リモートリンク2」の無料アプリは、iOS版とAndroid版を用意。

「WN-AC1600DGR」の概要については、別記事「アイ・オー・データ、IEEE802.11ac対応で最大1,300Mbps通信の無線LANルータ」を参照いただきたい。