東芝は2日、NAND型フラッシュメモリの次世代プロセス品や、次世代の3Dメモリの生産スペースを確保するため、四日市工場 製造棟の第2期分を8月末から建設すると発表した。生産スペースの確保に加え、最先端の微細化技術を継続して開発、適用することで、さらなる事業競争力強化を図るという。
市場動向に応じて建屋を2期に分けて建設していた、三重県にある四日市工場第5製造棟の第2期分の建設となる。今回、スマートフォンやタブレット、エンタープライズサーバ向けSSDなどを中心に需要が増加傾向であり、中長期的に市場拡大が見込まれるとして、建設を決定した。
竣工は2014年夏を予定。具体的な設備導入・生産開始時期や、生産能力などは今後決定するという。