アイ・オー・データ機器は3日、USB接続のプリンタやHDDなどを無線LAN(Wi-Fi)ネットワークで共有できるワイヤレスUSBデバイスサーバ「WN-DS/US-HS」を発表した。7月中旬より発売し、価格は10,400(税別)。
IEEE802.11a/b/g/nのWi-Fi(2.4GHz帯/5GHz帯)に対応し、USB HDDやプリンタなどのUSBデバイスを接続してワイヤレスで共有。Wi-Fiの最大通信速度は300Mbps(理論値)で、デバイス接続用のインタフェースはUSB 2.0×2ポート、USBハブを介した最大接続台数は15台まで。
Gigabit Ethernet対応有線LAN×1も搭載するので、無線LAN環境がなくても使用可能。ただし、有線LANと無線LANの同時使用はできない。USB HDDを接続しての簡易NAS機能や、プリンタを接続してのプリントサーバ機能などを備える。
内蔵アンテナ数は2本で、暗号化方式はWPA2-PSK(AES/TKIP) / WPA-PSK(AES/TKIP) / WPA/WPA2 mixed PSK / WEP(128bit/64bit)。Wi-Fi接続機能はWPSに対応。本体サイズは約W72×D126×H24mm、重量は約105g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Mac OS X 10.4.3~。