富士急グループは、富士山の世界遺産登録にともない富士山を訪れる観光客がいままで以上に増加することを想定し、富士山・富士五湖地域への交通アクセスの強化やお得な企画乗車券の販売を行う。
京王電鉄バスと共同運行を行う「新宿~富士山五合目線」では、夏季繁忙期である7月26日から9月1日までの毎日、新宿~富士山五合目線の運行本数を従来の6往復から10往復に増便。京浜急行バスと共同運行を行う「羽田空港~富士山駅線」は、例年通り一部の便を富士山五合目まで延伸(7月13日~9月1日)する。相鉄バスと共同運行する「横浜~河口湖線」は、新たに富士山五合目まで延伸(7月20日~9月30日)するとのこと。
また、ゴールデンウィーク期間中に運行した高速バス「松本~河口湖・富士急ハイランド線」の夏季運行を実施。長野県内から富士山・富士五湖方面へのアクセス向上で誘客を図る。運行日は7月13~15日、7月20日~9月23日、9月28~29日。
7月1日から8月31日まで、東京駅発着の高速バスと登山バスがセットになった周遊券「富士山ストーリ-」と、東京駅発着で富士宮ルートを往復する際の高速バスと登山バスをセットにした「プチ富士山ストーリー」も発売。ともに7日間有効で、大人6,000円、小児3,000円。東京駅八重洲南口高速バス乗場と新宿駅新南口JR高速バス乗り場で取り扱う。