コクヨグループのカウネットが運営する、働く女性向け情報サイト「わたしみがき」はこのほど、「わたしみがきアンケートレポート」として全国の有職女性を対象に「旅行」に関する調査を実施、結果を公表した。
同調査は5月17日~22日、「わたしみがき」および「カウネットモニカ」会員の有職女性を対象にインターネット調査にて実施。有効回答数は318名だった。
約8割は日本の世界遺産に興味あり
6月22日に富士山の世界遺産登録が決定したが、働く女性に日本の世界遺産への興味について尋ねたところ、「とても興味がある」と答えた人が25%、「やや興味がある」と答えた人も含めると全体の約8割は日本の世界遺産に興味があることがわかった。
行ったことがある日本の世界遺産は京都・奈良の古都
具体的に行ったことがある日本の世界遺産については「古都京都の文化財【京都・滋賀】」がもっとも多く約7割で、「古都奈良の文化財【奈良】」「法隆寺地域の仏教建造物【奈良】」と続いた。個人旅行だけでなく、修学旅行の行き先としても人気の古都が上位にきている。
一人旅の経験者は約4割。3割ほどが興味あり
また、「一人旅」への興味も高く、「一人旅」の経験については、「経験がある」との回答が約4割。うち2割以上は「10回以上」一人旅をしていると回答した。また、一人旅の経験がない人も約3割が「今後してみたい」と答えている。
「一人旅」に行く理由としては「自由に行動ができるから」「気楽だから」が約7割と高く、他の人の行動を気にせず自由に好きなことを楽しめるのがメリットのようだ。一人旅におすすめの場所については、「行ったことがある日本の世界遺産」でトップとなった「京都」をあげる人が多く見られた。
旅行の目的や楽しみは「食べ物」「観光」「リフレッシュ」
旅行に行く目的や楽しみは、「食べ物」がもっとも高く約7割。次いで「観光地や名所」「リフレッシュできること」などが上位となった。
同社では、長期休暇をなかなか取りづらい働く女性にとって、交通も便利で、古都ならではの名所はもとより、おいしい料理も魅力の「京都」が人気のようだ、と分析している。その他、調査結果の詳細は、同サイト「はたらく女性の『旅行』に関するアンケート」結果レポートにて確認できる。