NVIDIAは2日、東京工業大学と共同で、若い世代のプログラミング能力育成を目的としたプログラミング講座「CUDA サマーキャンプ2013」を、2013年8月1日に開催する。昨年に引き続き、東京工業大学 大岡山キャンパスを会場とし、CUDAの最先端研究紹介やスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」の見学ツアーを予定する。参加費は無料で、現役高校生/現役高等専門学校生を対象に、現在参加申し込みを受け付けている。

プログラミングに興味を持つ現役の高校生や高等専門学校生を対象に、NVIDIAのGPUを活用したC言語ベースの統合開発環境「CUDA」の基本を学ぶ場を提供し、新しい並列プログラミングの可能性を体感してもらうことで、世界で通用する人材を産学連携して育成していくことを目的としている。

5回目の開催となる今回も、スパコン分野での最高栄誉と言われるゴードンベル賞・特別賞(本賞)を受賞した東京工業大学 学術国際情報センター 青木尊之教授と、ACMゴードンベル賞を受けた東京工業大学 学術国際情報センター 助教の下川辺隆史博士を講師に迎えて講義を行うほか、NVIDIA CUDAの発明者であるNVIDIA GPUコンピューティングソフトウェアゼネラルマネージャーのイアン・バック氏が登壇して未来のGPUコンピューティングについて語るという。

講義内容は、当日午前の部としてCPUとGPUの違い、CUDAの最先端研究紹介、CUDAプログラミング基礎などを学び、昼食とTSUBAME見学ツアーの後、午後の部として、CUDAの応用プログラミングを実際に作成する。

また、当日は抽選会なども予定しており、参加特典として青木尊之教授、額田彰氏の著書「初めてのCUDAプログラミング」を参加者全員プレゼントするほか、抽選で5名にELSA製の「NVIDIA GeForce GTX 780」搭載カードをプレゼントする。

ほか開催概要は以下のとおり。参加の申し込みはNVIDIAのWebサイトより受け付けている。

開催日時 2013年8月1日9時~18時
会場 東京工業大学 大岡山キャンパス (東京都目黒区大岡山2-12-1)
募集定員 50名 (現役高校生 / 現役高等専門学校生)
講師 青木尊之教授 (東京工業大学 学術国際情報センター)
下川辺隆史助教 (東京工業大学 学術国際情報センター)
参加申し込み 参加費無料、事前申込制 (定員に達し次第、終了)