パナソニックは7月2日、ホームベーカリー「SD-BMS106」「SD-BM106」「SD-BH106」を発表した。発売は9月10日。価格はオープンで、推定市場価格はSD-BMS106が36,000円前後、SD-BM106が28,000円前後、SD-BH106が20,000円前後となっている。
3モデルともは、1斤タイプのホームベーカリー。パナソニックのホームベーカリー製品のラインナップには、ライスブレッドクッカーと呼ばれる「GOPAN(ゴパン)」シリーズと、通常のホームベーカリーが存在している。どちらもパンを焼くことができる機器だが、炊いていない生米からパンを作ることができるのがライスブレッドクッカーで、そうでないものがホームベーカリーだ。
新モデルは、ヘルシーメニューの充実が大きな特徴。冷やごはんを使った「ごはんパンコース」として材料に油脂や乳製品を用いない「ごはんフランスパン」コースや、小麦粉を使ったクイックブレッドに比べて糖質を約60%オフ(※)にした、きな粉/大豆粉による「ソイスコーン」コースを搭載している。
※パナソニック製ホームベーカリーで小麦粉を使用して作ったクイックブレッドに対して。
また、室温に応じて、イースト菌を自動投入する製パンプログラムにより、ふっくらとした焼き上がりを実現している。
3製品の違いは、SD-BH106がスタンダードモデルで、SD-BM106が「もち」コース、「うどん・パスタ」コースを装備。SD-BMS106ではそれに加えて、崩れやすい具材の形を残したまま混ぜる「具材粗混ぜ機能」、卵とバターをたっぷり使用した「ブリオッシュ」コース、蒸しパンなどを作るための「スチームケース」を装備している。メニュー数は、SD-BH106が21、SD-BM106が24、SD-BMS106が32だ。
本体サイズはSD-BMS106とSD-BM106がW241×D304×H345mmで、SD-BH106がW241×D304×H327mm。重量はSD-BMS106が6.2kgで、SD-BM106とSD-BH106は6kgだ。消費電力は、ヒーター部分が370Wで、モーター部分が80W(50Hz)/75W(60Hz)。