朝日新聞社と関西テレビ放送は9月1日まで、大阪文化館・天保山にて体感妖怪アドベンチャー「GeGeGe水木しげるの妖怪楽園」を開催している。
妖怪文化の大御所・水木しげるが贈る、日本初の"体感妖怪アドベンチャー"
同イベントは、日本漫画界の巨匠にして妖怪文化の大御所・水木しげるが贈る「妖怪テーマパーク」。水木しげるの描く妖怪とのふれあいを通して、日本人の心の奥底に染み付いた「見えないものへの畏(おそ)れ」を感じる、日本初の体感妖怪アドベンチャーとなっているという。昨春から秋にかけて台湾で開催され、2会場で45万人を動員する大ヒットを記録し、今回は日本への凱旋となる。
会場内では、日本の多種多様な妖怪の紹介コーナーや、森をイメージしたインタラクティブなゾーン、妖怪のいる気配を体感できるアトラクションなど、様々な手法で演出された妖怪の世界を体験できる。
世界初の体感アトラクション「気配の部屋」
会場は、プロローグの「気配の部屋」、「日本の妖怪たち」「妖怪屋敷」「妖怪の森」「水木しげるの冥界ワールドツアー」「妖怪ひろば」の各コーナーで構成。「気配の部屋」は、漆黒の暗闇の部屋の中で触覚と聴覚だけをたよりに、妖怪の気配を感じる世界初の体感アトラクションとなる。会場内は、携帯・スマホを含むカメラやビデオで撮影が可能となっている。
また、台湾会場になかった水木先生の「妖怪原画」(複製)を展示。鳥取市境港市にある「水木しげるロード」と同じ妖怪ブロンズ像も展示する。その他、鬼太郎、猫娘、ねずみ男が時折、会場に出没するなど、大人から子どもまで楽しめる仕掛けが満載となる。
開催日時は、6月29日~9月1日 10時~17時、土曜は19時(入館は閉館の30分前まで)。会期中無休。会場は、大阪文化館・天保山(海遊館となり/大阪府大阪市港区海岸通1-5-10)。入場料は、当日一般1,800円、中学・高校生1,200円、4歳~小学生600円 、4歳未満無料など。
7月5日、19日には関連イベント「さらなる恐怖を求めるあなたへ~妖怪スペシャルナイト」を開催。閉館後の照明を落とした人気(ひとけ)のない館内を、懐中電灯を持ってグループごとに時間を区切って進むというイベントとなる。
両日とも、17時30分~/18時10分~/18時50分~/19時30分の4回に分けて開催。集合時間は各回開始時間の10分前。各回それぞれ先着10グループ限定。1グループの人数は2人以上5人まで(15歳未満が参加する場合は保護者の同伴が必要)。参加料は、1人あたり2,500円(一律)。4歳未満は無料。その他、詳細は同イベントWebページで確認できる。既に定員に達している回もあるとのこと。