小田急電鉄はこのほど、往年の車両を再現した人気鉄道グッズ「鉄道コレクション小田急電鉄2200形旧塗装・2両セット」を発売した。
「鉄道コレクション小田急電鉄2200形旧塗装」は2007年に一度発売されたが、人気のためわずか数カ月で完売。その後も再販を願う声が多く寄せられていたことから、小田急グッズショップ「TRAINS」開店10周年記念商品第2弾としてリニューアルし、再発売する。
今回のリニューアルでは、金型を修正し、初版では凹凸になっていた前照灯・尾灯の質感を向上するため、クリアタイプに変更。キットには車体番号、種別、行先などのオリジナルステッカーが付属しており、自分好みの車両にアレンジできる。別売パーツの動力ユニットを装備することで、Nゲージとして走行させることも可能。発売額は2,500円。
小田急グッズショップ「TRAINS」の新宿店(小田急線新宿駅西口地下)と和泉多摩川店(小田急線和泉多摩川駅前)で取り扱うほか、インターネットショップ「オンライントレインズ」でも発売されている。7月6日以降、順次販売店舗を拡大する予定。
小田急2200形は1954年に登場。当時の最先端の技術を投入し、静粛性と高速走行を実現した高性能電車のパイオニア的存在だった。2枚の前面窓が特徴的で、どことなく愛嬌のある外観から、鉄道愛好家の間で通称「ネコ」と呼ばれ、親しまれていた。