AOSテクノロジーズは28日、古くなったPCの廃棄や再利用時のプライバシー情報漏洩対策に適したデータ抹消ソフトの最新版「ターミネータ 10plus データ完全抹消」を発売した。価格は4,980円。
最新版では、CDで起動した際に高速動作する「WindowsPE版」と低いメモリでも動作する「DOS版」のどちらかを選択することが可能で、DOS版では最低2MBのメモリでも動作するという。
従来製品から引き続き、外部HDDや各種リムーバブルメディア、メモリカード、SATA、IEEE1394、USB接続のキーボードやHDDなどに対応する。新たにGPTディスクやネイティブ4KBセクタのHDD、AFTのHDD、exFATファイルシステムへの対応も行った。また、あらかじめソフトウェアをインストールすることで、ディスクがなくともHDD内のデータをOSごと消去することができる。
このほか、HDD内にリカバリ領域を備えているPCへの対応、情報漏洩対策のガイドラインに従った抹消レポートの表示・保存機能、複数台HDDの同時抹消機能といった機能を備える。
対応インタフェースは、IDE、E-IDE、SATA、SCSI、USB、IEEE1394(iLINK)。対応メディアはHDD、SSD、USBメモリ、SDカード、メモリースティックなどのリムーバブルメディア、フロッピーディスクやMOなどのディスクメディア。
Windows版の対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / Windows Server 2003 / Windows Server 2008。