トヨタ自動車は1日、軽乗用車「ピクシス スペース」を一部改良して発売した。価格は112万5,000円~161万6,000円。
今回の一部改良では、CVTサーモコントローラーの採用によってエンジンとCVTの温度を相互に最適化。燃焼効率や動力伝達効率が高まるなどの効果によって燃費が向上している。NAの2WD車で27.6km/L(JC08モード走行、以降も同様)、同じく4WD車で25.0km/Lを実現し、平成27年度燃費基準+20%を達成。ターボ搭載の「カスタム RS」は、2WD車で24.0km/L、4WD車で23.0km/Lを実現し、平成27年度燃費基準+10%を達成した。
これにより、すでに認定を取得している平成17年基準排出ガス75%低減レベルと併せ、引き続き全車「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象となる。
また、サスペンションの特性を変更して乗り心地を向上させたほか、ブレーキをサイズアップして制動力を強化。防音材の性能向上や配置変更により、静粛性も高められている。
外板色は、「L」「X」に新色「マスカットグリーンメタリック」などを含む全8色に加えて、2トーンセレクション(オプション)も新設定。「カスタム X」「カスタム G」「カスタム RS」には、新色「ミストブルーマイカメタリック」を含む全5色を設定。内装は、「L」「X」のシート表皮とインストルメントパネルのアクセントカラーをグリーンに一新している。