独自にポイントを発行している「モバトク通帳」

最近注目を集めている「ポイントサイト」を知っているだろうか? 例えば、クレジットカードや電子マネーなどを利用した際に獲得したポイントを、他のポイントにも交換できるサイト。また、サイトを通じて買い物をすることで独自のポイントがたまり、現金や電子マネーなどと交換できるポイントサイトもある。今回は独自にポイントを発行しているポイント交換サイト「モバトク通帳」を紹介しよう。

ネット利用でポイントがたまる交換サイト「モバトク通帳」

「モバトク通帳」は、インターネット上のさまざまな広告を利用することでポイントがたまるサイトで、ためた「ポイント(pt)」は現金や電子マネーなどと交換できる。スマートフォン、携帯電話専用のサイトだ。

このタイプのポイントサイトでは、サイトにログインしていつものショッピングやサービスを利用することで、ポイントがたまる。例えば普段、通販サイトで買い物する機会が多い人、あるいは音楽をダウンロードしてよく聞いているという人などにおすすめだ。この「モバトク通帳」に登録すると、次回の買い物はこのサイトを経由するだけで独自のポイントを獲得できるのだ。利用できるサイトは「auショッピングモール」「Yahoo!ショッピング」や「RyuRyu」「セブンネットショッピング」などなど。「モバトク通帳」経由でそれぞれに行き買い物をすれば、「モバトク通帳」のポイントに加え、ショッピングサイトのポイントも両方ためることができる。当然、クレジットカードで決済すればクレジットカードのポイントもつくので、ポイントの3重取りが可能だ。

あるいは、無料サンプルに申し込む、企業のアンケートに答える、取りたい資格の資料請求をするなどのサービスを利用したい時にもポイントをためることができる。例えば、無料アンケートに回答するだけで350ptもらえたり、メルマガの無料会員登録で800ptもらえたりするので、家に居ながら、あるいは外出先のちょっとした時間にポイントを手にすることができるのだ。

10pt=1円で現金や電子マネー、他社のポイントと交換できる

ポイントを発行するには原資が必要だ。なぜ「モバトク通帳」が独自にポイントを発行できるかというと、モバトク通帳内にはアプリやショッピングなどさまざまな広告が掲載されている。その広告を会員がモバトク通帳経由で利用することで広告主より広告費がモバトク通帳に支払われる。その広告費の一部をポイントとして利用した会員へ還元するので、ネットショッピングはもちろん、無料会員登録でもポイントが獲得できる仕組みになっている。

ためたポイントは10,000ポイントから、10pt=1円で現金や電子マネー、他社のポイントと交換できる。電子マネーになると24時間リアルタイムで交換可能なので、自分の好きな時に換金することができる。

「T-POINT」や「楽天Edy」との交換、銀行への振り込みが可能

主なポイント交換先を紹介しよう。ポイントに交換する場合は「Tポイント」、電子マネーに交換する場合は「楽天Edy」または「WebMoney」、現金に交換し銀行へ入金する場合は「楽天銀行」「ジャパンネット銀行」「ゆうちょ銀行」「都市/地方銀行」、ギフトに交換する場合は「Amazonギフト券」のいずれかを自分で選択できる。

獲得ポイントに有効期限はないので安心してためることができる。ただし、「モバトク通帳」に1年以上ログインがない場合は、それまで所有していたポイントは失効となり登録アカウントが削除されるので注意が必要。

いつもの買い物でポイントがたまるとなれば、登録しないで買い物をするのはもったいない。ポイント交換サイト「モバトク通帳」は、暮らしをおトクにかえていく便利なサイトといえる。