シニア世代のクラウドワークス登録人数

クラウドワークスはシニア世代(50代~70代)を対象に、「クラウドソーシング利用動向調査」を実施した。調査は6月12日~18日にかけて行われ、129件の有効回答が得られた。

同社に登録している4万人(2013年6月16日現在)のうち、シニア世代(50歳以上)の利用者は2,649名。これは全登録者のうち6.6%を占める割合だという。利用者の最年長は85歳(実際に仕事を受注した経験がある最年長は79歳)。登録人数は2012年6月からの1年間で約14倍となっており、シニア世代のネットを活用しての仕事受注が増加している。

36%が月20万円以上

クラウドワークスを利用しているシニアユーザーが仕事から得ている収入をみてみると、75%が毎月1万円以上の収入を得ており、36%が毎月20万円以上を稼いでいる。更に12%は、年間500万円以上の収入を得ており、全世代のサラリーマンの平均年収409万円を大きく上回っている(出典:国税庁 平成23年分 民間給与実態統計調査)。

シニア世代のクラウドワークス利用者が1年間で仕事から得ている収入

53%がフリーランスとして活躍

クラウドワークスを利用しているユーザーのうち53%はフリーランス、47%は主夫や主婦などの在宅ワーカーや、パートタイムや正社員の副業者。クラウドソーシングのみで生計を立てているフリーランスから、空いた時間を活用して収入を得ている在宅ワーカーまで、いろいろなスタイルで仕事を行っている。

クラウドソーシングを利用するシニアユーザーの仕事スタイル

クラウドソーシング利用者は地方在住者が多い

在住する場所について調べたところ、シニアユーザーの74%が東京以外に住んでいた。働く場所に関わらず仕事を受注できるクラウドソーシングの特性から、地方在住の人によく利用されていることが分かる。

シニアユーザーの居住地

また、クラウドソーシングの良いと思う点については、60%が「空き時間を利用して収入が得られた」と回答。40%が「新しい楽しみができた」、34%が「発注者との良い出会いがあった」と回答している。「発注者から感謝される」などが挙げられた。