マルハニチロホールディングスは、週に1日以上コンビニエンスストアを利用する20~59歳の男女に対し、「コンビニエンスストア利用実態調査2013」を実施した。調査は5月22日~27日にかけて行われ、1,000名の有効回答を得た。
コンビニの平均金額は789円
まず、どのようなシーンでコンビニを利用しているか聞いたところ、「通勤・通学の途中(帰り)」(55.7%)が最多だった。「通勤・通学の途中(行き)」が48.6%、「ドライブの途中」が44.3%、「お出かけ前(行く途中)」が43.5%、「お出かけの帰り」が38.5%で、通勤・通学の途中や、外出する際に利用することが多いようだ。
コンビニでの1回の購入額について聞くと、「500円~599円」との回答が最も多く31.1%。平均金額は789円だった。全体では、既婚者(827円)の方が未婚者(一人暮らし層762円、家族と同居層750円)よりも高い。最も高くなったのは、既婚女性(主婦)で、平均は867円だった。
次に、コンビニでよく買う・利用するものについて尋ねたところ、「パン/サンドイッチ」(61.3%)、「おにぎり/手巻き寿司」(59.3%)が多かった。コンビニからなくなったら困るものについて聞くと、「おにぎり/手巻き寿司」(55.1%)が最多。「パン/サンドイッチ」(47.6%)、「お弁当/お寿司」(45.7%)に続き、「ATM」(38.4%)が4位に入った。
コンビニに対する意識を聞いたところ、「コンビニのない生活は我慢できないと思う」では同意率(「あてはまる(計)」)は49.5%。何日間程度であれば我慢できるのか、我慢できる日数を聞いたところ、「1週間以内」が過半数(54.1%)を占めた。
コンビニで電気スタンドやカーシェアリングも?
現在、いくつかのコンビニにはEV充電スタンドが設置されているが、“将来、コンビニは電気自動車の電気スタンドの役割も担うと思う”という設問では、同意率は61.1%だった。また、“将来、コンビニはカーシェアリングの車両待機場所にもなると思う”では、同意率は33.9%となっている。