MMD研究所は、20歳から59歳の男女568人を対象に実施した「タブレット端末に関する定点調査」の結果を公表した。同調査は、6月18日から6月21日にかけて行われたもの。次世代iPadの購入意向、所有するタブレット端末の種類、種類別満足度などを調査し、タブレット端末所有者の7割が「次世代iPad」を購入する意欲があるなどの傾向が明らかになった。
タブレット端末所有者に、次世代iPadが発売されたら、購入したいと思いますか?と質問したところ、「購入したい」「やや購入したいと思う」を含めて72%のタブレット所有者に購入意欲があることが分かった。また、全回答者中62.5%いるiPadシリーズ所有者のうち82.9%が購入意欲を示していた。
所有しているタブレット端末の種類について、1月に実施した調査と結果を比較したところ、iPad所有者は1月の62.7%とほぼ変わらず62.5%だった。数値を大きく伸ばしたのは、GoogleのNexusシリーズで、1月の5.3%から9.2%となり、約1割のシェアとなっていることが分かった。
また、所持しているiPadの種類を聞いたところ、iPad mini Wi-Fi/LTE(4G)モデルが1月の調査から大きく数値を伸ばしており、iPad miniシリーズが半年で13.2%シェアを獲得した。
所有するタブレット端末の満足度について、サイズ/バッテリー/デザインなど計16項目を調査したところ、iOS/Android共に「画面の大きさ」「端末の大きさ」が8割を超す満足度となった。総合的な満足度では、iOSユーザーの85.1%、Androidユーザーの70.4%が満足していることが分かった。
一方、不満が高かった項目については、iOSで「端末の軽さ(21.7%)」が最も多く、続いて「文字入力のしやすさ(13.5%)」となった。Androidでは「文字の入力のしやすさ(19.8%)」が最も多く、次いで「バッテリーの持ち(18.8%)」となっている。