JR東日本新潟支社は7月、ジョイフルトレインを使用した臨時快速列車2本を運行する。7月6~7日運行の快速「妙高笹ヶ峰号」と、7月20~21日運行の快速「信越・飯山回遊号」が設定されている。

快速「妙高笹ヶ峰号」に使用される「NO.DO.KA」

快速「信越・飯山回遊号」に使用される「リゾートビューふるさと」

臨時快速「妙高笹ヶ峰号」は、妙高高原駅から車やバスで約50分離れた笹ヶ峰高原のキンポウゲの花の見頃に合わせて運転。新潟駅7時33分発、妙高高原駅10時25分着の列車と、妙高高原駅16時20分発、新潟駅19時6分着の列車の1日1往復。カーペット列車「NO.DO.KA」3両編成(定員96名、全車指定席)を使用する。

臨時快速「信越・飯山回遊号」は、2014年春の新潟デスティネーションキャンペーンなどに向け、列車による新潟の周遊観光をPRするのが目的。高田駅8時29分発、十日町駅11時2分着の列車と、十日町駅14時45分発、高田駅17時35分着の列車の1日1往復が運行される。信越本線・上越線・飯山線を走り、歴史ある街並みや風光明媚な景色などを楽しむ。

同列車に使用されるのは、「リゾートビューふるさと」2両編成(定員78名、全席指定席)。車内では、「越後上越上杉おもてなし武将隊」など地元観光関係者による見所の紹介(往路)や、ジャズミュージシャンによる生演奏、450年の歴史を持つ蔵元「吉乃川」による日本酒の試飲会(復路)などが行われる。なお、これらの臨時快速の運行に合わせ、新潟支社内の「びゅうプラザ」では、臨時快速への乗車を含む旅行商品を発売するとのこと。