セーラー万年筆は7月1日、復原された東京駅丸の内駅舎を蒔絵(まきえ)の手法で軸に描いた「優美蒔絵シリーズ」の新製品「東京丸の内駅舎」を発売する。同シリーズは細かな手作業でしか味わえない「蒔絵」独特の色彩を、現代の印刷技術で再現した筆記具。
図柄のベースに印刷を施し、ポイントとなる部分には金粉・銀粉などの金属粉をひとつひとつ手作業で仕上げている。今回の新製品では、国の重要文化財である東京駅赤レンガ駅舎やドーム天井をモチーフに、複合筆記具(2色ボールペン+シャープペン)の軸に表現した。軸はアルミ製で、ブラック、レッド、ブルーの3色。初回生産数は3色合計で1,000本。1本ずつ専用パッケージ入りで販売される。価格は1本3,675円。