ライフネット生命保険は26日、ユニバーサル コミュニケーション デザイン協会が主催するUCDAアワード2013において、生命保険の支払手続案内ウェブページ部門「情報のわかりやすさ賞」を受賞したと発表した。
「UCDAアワード2013」は、企業が発信する情報を、産業・学術・生活者の知見により開発した尺度を使用して、「第三者」が客観的に評価・表彰するものだという。第4回となる「UCDAアワード2013」では、生活者の視点を強化するために、Another Voice(生活者評価)に加えて、消費者団体が加わり、保険金・給付金の請求手続きを案内するWebコミュニケーションが生活者にわかりやすく伝わるか、という視点で評価されたとしている。
このたびの受賞について審査員からのコメント
専門家評価でプラス評価が最も高い
ページ内の移動も容易で、ユーザーに負担を感じさせにくい設計になっている
適切な余白と文字サイズでシンプルな印象が良い
ライフネット生命では顧客の利便性を常に考え、より安心して生命保険を考えてもらうために以下のことを重視しており、それらが評価された結果、このたびの受賞になったという。
1.保険金及び給付金の請求の流れをウェブサイトでわかりやすく図解し、申込時の手続き案内、保険料見積りページ、FAQなど、申し込み前の主要なページからも簡単に閲覧可能
2.保障されるケースを正しく理解し、もれなく請求してもらうために、定期的に顧客へ手紙での案内を実施。あわせてウェブサイトでも、支払いできる場合とできない場合の例を具体的に記載
3.給付金等を請求するときにどのような書類が必要かを事前に確認できるように、必要な書類をいつでも同社ウェブサイトより確認・ダウンロードできる
4.顧客の手間、費用、時間を減らすため、給付金請求時の医師の診断書(各種証明書)の提出を原則不要とし(簡易請求)、給付金の受け取りまでの期間を短縮
簡易請求の対象は、入院給付金、手術給付金、入院療養給付金、外来療養給付金。簡易請求には、医療機関から発行される診療明細書のコピーと領収書のコピーが必要。
ライフネット生命は、「正直に、わかりやすく、安くて、便利に」という観点から、今後もどこよりもわかりやすいウェブサイトを目指し改善に努めていくとしている。