英語のニュース記事を読むと、最も重要な内容が最初に来ていることに気づきませんか? このように、冒頭に主題を置いて、しだいに尻すぼみになっていく書き方のスタイルをジャーナリズム用語で「inverted pyramid(逆さまのピラミッド)」と言います。

日本語の、要点が最後に来るスタイルとはかなり異なりますが、これはその昔、電報などで情報をやり取りしていた時代、文章の後方が間違って切れてしまってもかまわないよう、大事なことから順に伝えたことから始まったといわれています。現在では単純に、「ニュースを最後まで読む人はいないから」という理由で、特にオンライン記事などでこのような書き方を指導されるようです。

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