「男を落とす鉄板メニュー」は、本当に男性が好きなのかをアンケート調査

女性が「男を落とす鉄板メニュー」とされている手料理を男性に振る舞って好感度がアップした、もしくは意中の男性の気を引くために、そうした鉄板メニューを母親や料理教室などで習った、という話は漫画やドラマなどでよくあるパターンだ。そこで、実際のところ「男を落とす鉄板メニュー」は本当に男性に好まれているか、マイナビニュース会員の男性222名に尋ねてみた。

Q.一般的に「男を落とす鉄板メニュー」とされているが、男性的に実はあんまり好きじゃないという食べ物はありますか(男性限定)


はい 22.0%
いいえ 78.0%

次に、「はい」と回答した男性を対象に、「あんまり好きじゃない」と思った鉄板メニューとその理由を尋ねてみたので、その一部を紹介しよう。


■肉じゃが
・「それほどおいしいものでないし、思ったより簡単に作れちゃうので」(38歳/学校・教育関連/経営・コンサルタント系)
・「肉じゃがは自分で作ったほうがいいと思うので」(26歳/医療・福祉/専門職)
・「肉じゃが自体はおいしいですが、家の味付けと違うと食べられない」(34歳/機械・精密機器/営業職)
・「おかずとしては地味だから」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)



■さばの味噌煮
・「さばの味噌煮は料理の腕が顕著に出るので、あまり自信のない人には作ってほしくない」(39歳/小売店/販売職・サービス系)
・「臭みのあるものがたまにあるから」(29歳/運輸・倉庫/技術職)
・「素材のよさが大前提のメニューだが、往々にして素材がよろしくない」(51歳/情報・IT/技術職)



■ロールキャベツ
・「野菜の味しかしない」(36歳/情報・IT/技術職)
・「メインで出されるには物足りない」(33歳/小売店/販売職・サービス系)



■その他
・ステーキ「手間があまりかかってなさそうだし、家庭的ではないような気がします…もっと手の込んだ家庭料理のほうが惹かれます」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・ローストビーフ「ローストビーフを勝負飯としている時点で、いろいろめんどくさそうな女」(32歳/情報・IT/技術職)
・親子丼「鶏肉にトラウマがあるから」(22歳/ソフトウェア/技術職)
・角煮「クセがあって人を選ぶメニューなので」(30歳/機械・精密機器/技術職)



■総評

最も意見が多かったのは、鉄板の中の鉄板と思われる「肉じゃが」。「おいしいとは思わない」という意見のほか、「簡単なので自分で作った方が良い」という声も多かった。料理に自信のない女性は、料理ができる男性に「肉じゃが」を振る舞うのはやめた方が良さそうだ。

次に多かったのが「さばの味噌煮」で、「魚が好きではない」「さばのにおいが嫌い」という意見が中心だ。中には女性に振る舞われた「さばの味噌煮」がおいしくなかったと思われる経験談もあった。

その他の意見は、「肉が嫌い」(肉じゃが、ローストビーフなど)、「おかずにならない」(肉じゃが、ロールキャベツなど)、「独自性が出る」(カレー)など。嫌いな食材が使われているとダメという声から調理方法の指摘までさまざまとなっており、「男を落とす鉄板メニュー」と言えども、相手の好みを考慮すること、そして自分の料理の腕を磨くことが大切なようだ。

調査時期: 2013年4月30日~2013年5月2日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性222名 合計222名
調査方法: インターネットログイン式アンケート