日本科学未来館は7月18日より、村田製作所の自転車型ロボット「ムラタセイサク君(R)」と一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん(R)」の展示及び関連イベントを開催する。関東で約3週間もの長期間、セイサク君・セイコちゃんが一般向けに展示されるのは、初めてのこととなる。
バランスを取る仕組みも紹介
「電子部品」の機能を応用して作られた自転車型ロボット「ムラタセイサク君(R)」と、一輪車型ロボット「ムラタセイコちゃん(R)」。サイエンス・ミニトークでは、両ロボットがどうやってバランスを取っているのか、デモンストレーションを交えて毎日2回、各回約20分で紹介する。時間は12時~、15時~。
また会期中は、セイサク君・セイコちゃんに搭載されている電子部品を、パネルで分かりやすくく紹介。暮らしの中のどこで電子部品が活用されているのか、どのような働きをしているのかも伝えていく。
開発者が登場するトークイベント
トークイベント「電子部品に恋しちゃう~株式会社村田製作所 ロボット開発秘話~」では、「ムラタセイサク君(R)」「ムラタセイコちゃん(R)」の開発者が登場。プロジェクトチームの発足から走行成功まで、開発秘話を交えながら紹介する。開催日時は8月4日の13時30分~。対象は小学5年生以上で、定員は30名(先着順)。
また、小学4年生以上のクラブMiraikan会員を対象にしたイベント「『ムラタセイサク君(R)』のヒミツを解き明かそう!」も開催。セイサク君の開発者を迎え、セイサク君・セイコちゃんが実際に動く姿を目の前で見ながら、開発物語やセイサク君のヒミツから日本のものづくりが支える電子部品の世界に迫る。7月20日の13時30分から開催。定員は30名。
同展は7月18日~8月4日まで開催。開館時間は10時~17時。休館日は毎週火曜日(7月23日・30日は開館)。入館料は大人600円、18歳以下200円。