ベンチャーリパブリックが運営する、旅行情報サイトTravel.jpはこのほど、今夏の旅行計画に関するアンケート結果を発表した。同調査は、4月20日から5月20日にかけて、同サイトユーザーを対象にインターネット調査で実施し、4,259件の有効回答を得た。
半数以上が1泊以下の国内旅行
どのような旅行に行くことを考えているかを聞いたところ、「1泊以上の国内旅行」が35.1%で最も多かった。以下、「まだ決めていない」(18.4%)、「日帰り国内旅行」(17.7%)、「海外旅行」(15.6%)と続いた。また、5割強の人が国内旅行を考えていることが分かった一方、アンケート実施が5月だったこともあり「まだ決めていない」という人が18.4%となった。
6割が「家族旅行」と回答
一緒に旅行に行く相手について聞いたところ、「子供を含む家族・親戚」(22.4%)がトップとなった。さらに「恋人・夫婦」「両親」も加えると約6割が家族で行く旅行という結果になった。
3割強が3万円未満の国内旅行を予定
1人あたりの旅行予算は「2~3万円未満」(17.5%)、「1~2万円未満」(17.2%)、「3~5万円未満」(15.0%)と続いた。国内旅行を考えている人が多いことを反映してか、予算3万円未満が約半数という結果となった。
東京中心部が人気急上昇中
国内旅行に行く人に、具体的な旅行候補地を聞いたところ、「まだ決めていない」(5.7%)が最も多かったが、「九州」(5.0%)が 3年連続で実質トップとなった。次いで今年30週年を迎える「東京ディズニーリゾート」が第2位。東京スカイツリーや渋谷ヒカリエなど、新スポットが続々と誕生している「東京中心部」が第8位から第5位にアップした。
今年はビーチリゾートが人気!?
海外旅行に行く人に、具体的な旅行候補地を尋ねたところ、ファミリー旅行としての人気も高い「ハワイ」(4.5%)がトップとなり、「グアム」(3.6%)が続いた。ここ数年第1位だった「韓国」は第3位。昨年7位のバリ島が4位に浮上し、今年はビーチリゾートが注目を集める結果となった。
同調査では、このほかに「国内・海外別旅行の目的」や、「国内旅行の移動手段」について聞いている。詳細は同サイトで閲覧することができる。