「ご、ご趣味は…?」「はい。お茶とお華を少々…」一昔前の"婚活"といえば「お見合い」が定番だったが、ここ数年で「婚活サイト」「街コン」「婚活パーティー」などが登場し、婚活市場も多様化している。すでにパートナーを見つけた世の妻たちは、どんな婚活をしてきたのだろうか? マイナビニュース会員の既婚女性200人に、結婚前の婚活について聞いてみた。
Q.結婚する前、婚活はしましたか?
はい 11%
いいえ 89%
Q.どんな婚活をしましたか? その婚活が結婚に結びつきましたか?
■出会いを求めて……
・「コンパに行きまくった。旦那とはコンパで出会った」(26歳女性/金融・証券/営業職)
・「合コンをいくつか設定してもらったけど、結婚まではなかなかたどり着けそうになかった」(37歳女性/金融・証券/営業職)
・「合コンやお見合いパーティーなど。結局、職場の人と付き合って結婚したので結びつかなかった」(28歳女性/情報・IT/技術職)
・「婚活パーティーに何回か参加しました。ステキな人が多かったです。そこで出会った人と結婚しましたが、周りには秘密です」(28歳女性/食品・飲料/その他)
■持つべきものは、顔の広い友人!?
・「友達に紹介してもらったり、飲み会に参加したりした。結婚に結びついた」(32歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「顔の広い友達が婚活をしていたので私のことをよく誘ってくれて、合コンやホームパーティー、彼女の友達の飲み会に行きました。あるとき彼女の友達が開いた30人程度の飲み会で、今の旦那さんと出会いました」(33歳女性/その他/事務系専門職)
■専用のサービスを利用
・「結婚相談所で出会った人と結婚しました」(29歳女性/医療・福祉/専門職)
・「ネットの婚活サイト(無料)で婚活し、結婚し、今、子供がいる」(29歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「出会いが少なかったので、ネット婚活した今の主人と知り合えた」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
■ザ・定番
・「お見合いとか」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
■恋愛こそ婚活の第一歩
・「付き合ってる彼にアプローチ」(31歳女性/電機/秘書・アシスタント職)
・「彼氏が常にいるように努力する」(28歳女性/生保・損保/秘書・アシスタント職)
■婚活にはこんな作用も……?
・「婚活パーティに参加した。このことを今の主人に話したら、主人が焦って私に付き合ってほしいと言ってきた」(30歳女性/主婦)
■婚活を振り返って思うこと
・「お見合いパーティーやコンパに行ったり、友人に紹介したり、習い事をしたり……。出会いを求めていました。結婚には直接は結びついていませんが、そういった過程がもたらしてくれたご縁だと思っています」(28歳女性/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
・「パーティに行った。結婚に結びついてないが旦那がよいと実感できた」(28歳女性/印刷・紙パルプ/秘書・アシスタント職)
・「婚活パーティに行ってみた。その時は特に出会いはなかったけど、いい経験になった」(29歳女性/情報・IT/技術職)
■総評
妻たちの"婚活経験"を聞いた今回のアンケート。最も多かったのは、出会いを求めて「合コン」や「パーティー」に参加したという回答だった。また、「友人の紹介」により現在の夫と出会ったという声も多数。女性の間では「お見合い」のような形式ばったものよりも、カジュアルな"出会いの場"の方が好まれていることが分かった。
婚活の結果に注目してみると、「結婚に結びついた人」と「そうでなかった人」が半々といったところ。ただし、結婚に結びつかなかった場合でも「時間の無駄だった…!!」と後悔している人はおらず、「いい経験だった」「あの過程があるから今の自分がある」など、好意的な感想が大多数を占めていたのが印象的だった。
中には、婚活でいろいろなタイプの男性と出会っておいたおかげで「夫の良さが実感できた」という声や、婚活パーティーへの参加を知った知人男性が焦ってアプローチしてきたという例も……。確かに"婚活"の経験が無駄になることはなさそうだ。
いずれにせよ、いろいろなタイプの異性と一度に出会えるチャンスは、長い人生においてもそうそうないもの。結果ももちろん大事だが、"貴重な経験を積む"くらいの気持ちで気軽に婚活にチャレンジしてみてもいいのかも……!?
調査時期: 2013年5月27日~2013年5月31日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート