東京都と国土交通省は24日、2013年度第2回「東京ユビキタス計画」の公募実験を実施する民間企業等を7月1日から募集すると発表した。
「東京ユビキタス計画」では、先端技術を街づくりに活用し、地域振興や産業振興、観光振興を図るとともに、「場所」や「もの」に固有IDを搭載し、コンピュータが自動認識することで現実世界と仮想空間を結びつける「ユビキタスID技術」の実用化に取り組んでいる。
今回、「東京ユビキタス計画・銀座」実施協議会は、銀座地区の既存実験エリアにおいて実験を実施する民間企業などを募集。選定された企業などは、実環境における実験や情報提供を通じて利益を得る実験を行うことができる。
対象は、応募技術の開発を中心となって実施し、事業を実施または製品を製造・納入する上で必要な権利および能力を有する企業、企業団体、機関。応募は、「応募資料作成要領」に基づいて作成したものを郵送にて送付する。応募締切は7月19日(12:00必着)。
なお、都は9月にも公募を行う予定だとしている。